水道専門用語収録リスト:軽量コンクリート

さいたま水道

収録用語一覧

軽量コンクリート
道路の埋め戻しや設備基礎で荷重を抑えたい現場では軽量コンクリートが候補になります。通常のコンクリートより密度が低くなるよう軽量骨材や発泡材を使い必要に応じて混和剤で性状を整えます。建築の床や屋上また水道関連設備の基礎や覆工で既設構造への負担を減らしたい場合に選ばれます。内容を整理して説明します。

材料と製造方法
・軽量骨材:人工軽量骨材や火山れきなど比重の軽い骨材を砂利の代わりに用います。吸水しやすい骨材もあるため練り混ぜ前の含水調整や所定のスランプ確保が仕上がりに影響します。水道工事の埋め戻しでは配管を押しつぶさないよう締固めと充填性のバランスも意識します。
・特殊添加剤:発泡剤や減水剤などで軽量化と流動性を調整します。空気量が多すぎると強度が落ちやすい一方で施工性は上がります。そのため用途に合わせた配合管理が重要です。
特性と利点
・軽量性:密度が低い分だけ自重が小さくなり床版や基礎にかかる荷重を抑えられます。地震時の慣性力が小さくなる方向に働くこともあります。ただし要求強度がある部位では設計値を満たす配合選定が前提です。
・保温・断熱性:内部に空隙が多い配合では熱を伝えにくく保温や断熱に寄与します。貯水槽まわりの結露対策や凍結リスク低減の考え方にもつながります。ただし水にさらされる部位は吸水と劣化の評価が必要です。
・施工性:通常より軽く扱いやすい反面で分離しやすい配合もあります。打設時は過振動で骨材が浮くことがあるため締固めは状況を見て調整します。狭い掘削部では流動性と充填性が作業性を左右します。
・耐火性:タイプによっては耐火性が高く火災時の温度上昇を抑える効果が期待できます。建物用途で採用されることが多いですが設備室などの施工でも検討材料になります。
利用分野
・軽量コンクリートは住宅や商業施設や工場や公共施設またインフラや水道関連の設備など幅広い場面で利用されます。
・水道関連では管路の覆工や舗装復旧の下地また池や貯水槽の周辺構造やポンプ基台などで使われることがあります。軽量化により施工機械の負担が減る一方で耐久性や吸水性の確認が欠かせません。

軽量コンクリートは軽量化と断熱性と施工性のメリットがある一方で強度や吸水や収縮ひび割れの出やすさが課題になることがあります。そのため用途と環境を整理したうえで配合と養生を適切に選ぶことが大切です。

水道修理で使用する軽量コンクリートの乾燥時間について
配管周辺の補強や路面復旧では乾燥時間の管理が仕上がりを左右します。軽量コンクリートは表面乾燥が早く見えても内部の硬化が追いつかないことがあります。目安として初期養生は24時間から48時間を確保し踏みつけや荷重は避けます。気温が高い日や風が強い日は水分が急に抜けて収縮ひび割れが出やすくなるためシート養生や散水養生で乾燥速度を調整します。低温や多湿では強度発現が遅れやすいので型枠を外す時期や通水や交通開放の判断は現場条件と強度確認で決めます。早期開放が必要な場合は速硬性材を選ぶ方法もありますが配合ミスや締固め不足が残ると後で沈下や割れにつながるため注意が必要です。ひび割れが広がると漏水経路になることもあるので不安があれば水道業者へ相談するのが安全です。


水道の総合サポート受付
copyright©2019 さいたま水道修理隊 all rights reserved.