水道専門用語収録リスト:みずみち

さいたま水道

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みずみち
水道工事や土木工事ではコンクリートの打設や埋め込みの後に余剰の水分が比重差で上昇し通路状の空隙やくぼみを作る現象を指します。そのまま残ると密実性が落ちて水の通り道になりやすいため施工管理と仕上がり確認が重要です。

●概要
・打設直後に余剰水分やセメント分が上がると材料の内部で水の流れ道ができやすくなります。そのうえで表面側に弱い層が残ると摩耗や剥離の原因になります。
・地面や隣接材と接する部分に通路状の隙間ができることがあり接触不良や局所的な空洞につながります。また雨水や地下水が入り込むと凍結や劣化が進みやすくなります。
●発生原因
・配合で水分が多い時や締固め不足や材料分離がある時に余剰水分が上がりやすくなります。そのため施工時の水量管理やバイブレーターの扱い方や打設手順が影響します。
●影響
・表面が平坦になりにくく仕上がりの美観が落ちるだけでなく水のたまりやすさが増えて耐久性にも影響します。また微細なひび割れから水が入り内部劣化のきっかけになります。
・舗装や地盤の下で隙間が連続すると支持力が落ち沈下や空洞化が起きやすくなります。一方で周辺へ水が回ると路面のゆるみや凍上も起こりやすくなります。
●対策
・配合と施工条件を整えて余剰水分を出しにくくする工夫が行われます。そのうえで締固めと仕上げと養生を適切に行うと表面乾燥や分離を抑えやすくなります。
・必要に応じて補修で空隙を埋めたり下地を調整したりして水の通り道を減らします。また沈下やひび割れが進む時は範囲を記録して原因を確認します。

みずみちは施工中に起こり得る現象であり管理と対策で最小限に抑えるよう努められます。そのうえで水のにじみや沈下が続く時は周辺条件も含めて点検し水道業者へ相談すると判断が進みます。

みずみちを設ける理由
排水経路を意図的に整える目的で水の通り道を設ける考え方もあり地表水や地下水を誘導して基礎や地盤への悪影響を抑えます。そのため浸水被害のリスクが下がり水たまりの発生が減って通行の安全や衛生面にもつながります。また水圧が一点に集中すると沈下や斜面の崩れにつながるため水の逃げ道を確保して側溝や排水溝へ導く設計が重要になります。
こうした整備は街全体の浸水対策や維持管理の土台になります。公園や緑地でもぬかるみや根腐れを抑えつつ雨水の浸透や再利用の考え方に結び付きます。一方で農地では水はけを整えることで作物の健全な生育を支え過剰水分による根腐れや病害虫の増加を抑えやすくなります。そのうえで地形と用途に合わせて水の経路を設計すると住宅地から山間部まで安全性と快適性が高まり環境保全や防災や景観形成や農業支援の面でも価値が生まれます。


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