水道専門用語収録リスト:メーター桝

さいたま水道

収録用語一覧

メーター桝
敷地内の給水管の途中で水道メーターや止水栓を収め外力や凍結や汚れから守る箱状構造がメーター桝であり多くは地中に埋設されます。ふたを開ければ検針や止水操作ができるため周辺が濡れる時は早めに状態を確認します。以下でメーター桝について説明します。

●概要
・水道管網の中で水量計(メーター)やバルブや関連の装置を収め外部からの衝撃や土圧や泥の侵入を抑えて保守管理をしやすくする構造物です。敷地境界付近に置かれることが多く緊急時の止水にも関わります。
・一般的には地下に設置され取り外し可能な蓋があり内部のメーターやバルブへ手を入れて確認できます。蓋が重い場合があるので開閉時は指を挟まないよう注意します。
●構造
・箱状構造:箱状の本体はコンクリートやプラスチックなどで製造されることが多く土圧に耐えつつ内部の機器が直接土に触れないようにします。桝内に土砂がたまるとバルブ操作がしにくくなるため清掃性も意識されます。
・蓋(マンホール蓋):上部には取り外し可能な蓋があり検針や点検の入口になります。蓋の割れやがたつきがあると雨水や砂が入りやすくなるため異常が見える時は交換も検討します。
●用途
・メーター設置:メーター桝は水道メーターやバルブを収めるために使われます。使用水量の計測は請求にも関わるため桝内が常に濡れている時は微小な漏水の可能性も見て検針票の使用量変化も合わせて確認します。
・保護と安全:水道関連の機器や設備を土圧や車両荷重や凍結や落下物から保護し不用意な接触を減らします。一方で周囲の沈下で蓋が傾くとつまずきの原因にもなるためぐらつきや段差が出た時は補修も検討します。
●配置と設置
・通常は地下に埋設されますが敷地条件により地上に設置されることもあります。地面との高さがずれると雨水が流れ込みやすくなるため周囲の排水も含めて位置を決めます。
・設置の際には地盤や地下の状況に応じて適切な深さや配置が決められます。凍結地域では凍結深度に配慮し道路付近では荷重に耐える桝や蓋を選ぶ必要があります。
●保守と点検
点検時には蓋を開けてメーター表示や接続部の濡れやバルブの動作状況を確認し必要に応じて修理や交換を行います。桝内に水がたまる時は雨水流入か漏水かの切り分けが重要で判断が難しい時は水道業者へ相談します。

水道システムの中で検針と止水の要所になるためメーター桝の状態は計測精度と緊急対応に影響します。蓋の破損や沈下を放置すると内部機器の劣化が進みやすいので定期的な確認が役立ちます。

メーター桝の滝状性について
給水管とメーターの高低差が大きい配管配置では桝内で水が滝のように落ちる流れが生じることがありここでは滝状性と呼びます。勾配が急だったり沈下で配管姿勢が変わったりすると流速が上がりメーター部品へ負荷が掛かって異音や摩耗や計測精度低下につながることがあります。
滝状性が続くと空気の巻き込みや水はねで桝内が湿りやすくなり藻やカビが出やすくなります。また鉄部の腐食やコンクリートの劣化も進みやすくなるため設置時から勾配管理を行い点検で兆候を拾うことが大切です。配管の修正や緩衝継手の採用や水流制御装置の検討で改善する場合があり状況判断が難しい時は水道業者へ相談します。


水道の総合サポート受付
copyright©2019 さいたま水道修理隊 all rights reserved.