水道専門用語収録リスト:水通し

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水通し
土木工事や水道工事では地盤や地下構造物の中を水が透過して移動する状態を水通しと呼び掘削や管路施工の難易度や排水計画に直結します。そのため透水性を見誤ると湧水や土砂流出が起きやすくなるので事前確認が重要です。以下で水通しについて説明します。

概要
地盤や地下構造物の内部を水が通り抜けて掘削面や継手部ににじむ状態を指します。また地下水位が高い現場では施工中に水が集まりやすく足元の安定にも影響します。
砂や礫が多い層や割れ目のある岩盤では水が通りやすく降雨や融雪で流入量が急に増えることがあります。一方で粘土質では通りにくいものの水みちができると局所的に湧き出すことがあります。
地盤と透水性
・地盤の透水性は土の粒径や締まり具合や空隙の連なり方に左右され岩盤では割れ目の発達状況も関わります。そのうえで埋戻し材や路盤材の選定でも透水性の差が出ます。
・透水性が高い地盤では掘削溝に水が入りやすく法面の崩れや床付けの緩みが起きやすくなります。このため揚水や井戸やウェルポイントなど排水方法を組み合わせて施工条件を整えます。
透水性の確認
水通しの度合いや透水性は地盤調査や地質調査や試験掘削や透水試験などで把握します。また現場では掘削直後の湧水や地表の湿りや水たまりの戻り方も参考になります。
これらの情報は工事計画や構造物の設計に影響します。そのため施工前に想定流入量と排水能力のつり合いを確認し沈下や周辺流出のリスクも評価します。
水通しの対策
地下構造物や基礎工事を行う際は水の流れ込みを見込み止水と排水をセットで考えます。そのうえで漏水箇所が限定できる時は薬液注入や止水材で水みちを抑える判断も行います。
例えば防水処理や透水防止シートの使用やフィルター層の設置や集水井と排水ポンプの併用などが対策として挙げられます。ただし過度な揚水は周辺地盤を動かすおそれがあるため監視と調整が必要です。
用途
水通しの概念は建築物の基礎工事やトンネル建設や道路舗装やダム建設や河川工事など幅広い分野で重要です。また地下水の動きは薬液の浸透や地盤改良の効き方にも関わります。
水道工事でも透水性の高い地盤だと掘削溝へ湧水が入り水道管の敷設や水の流れの管理に影響します。そのため土砂の巻き込みを防ぎながら施工し埋戻しの締固めと排水の逃げ道を整えます。

水通しは地盤の透水性や地下構造物の設計に関連する重要な要素で工事の安定性や耐久性を確保するために対策が取られます。そのうえで湧水が止まらない時や地盤が緩む時は無理に進めず水道業者へ相談して排水方法と止水方法を見直します。

水道修理における「水通し」の役割とは
修理や交換を終えた配管の中には切削片や錆やシール材の削りかすが残りやすく空気だまりも起こりやすいので通水して外へ流します。そのうえで蛇口の整流器やバルブや給湯器や浄水器のストレーナーが詰まらないか確認し赤水や濁りや異臭が出る時は流量を保ちながら洗い流して状態を落ち着かせます。一方で急に全開にすると水撃や濁りの巻き上げが起きることがあるため止水栓を少しずつ開けて漏れと水圧を見ながら進めます。またメーターの回転や継手周りのにじみで漏水の兆候が分かるので不安が残る時は水道業者へ相談する目安になります。


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