水道専門用語収録リスト:沈でん池・貯水塔

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沈でん池
水道や廃水処理の分野で使用される施設で、水中の浮遊物質や固形物を沈殿させ、水質の浄化を行う装置を指します。沈でん池は、水中に浮遊する不純物を分離し、清浄な水を供給するために一般的に使用されます。以下で、沈でん池について詳しく説明します。

●機能と原理
・沈でん池は、水中に浮遊する粒子や汚染物質を分離するための施設です。
・水中に投入された水は、沈でん池内で静止し、粒子が重力の影響で底に沈殿します。これにより、水中の浮遊物質が分離され、水質が改善されます。
●種類
・一次沈殿池; 主に大きな粒子や砂などの粗大な浮遊物質を分離します。
・二次沈殿池; 一次沈殿池で分離しきれなかった微細な浮遊物質をさらに分離するための施設です。
・圧力式沈殿池; 圧力を利用して分離を促進するタイプの沈でん池です。
●設計と構造
・沈でん池は、大きな深さを持つタンクまたは槽として構築され、通常は長方形や円形の形状を持ちます。
・水の流れを静止させ、沈降を助けるために、タンク内に流入水の速度を調整する仕組みがあります。
●利用分野
・水処理プラント; 水道水の浄化プロセスで沈でん池が利用され、飲用水供給に適した水質を確保します。
・下水処理; 下水処理プラントにおいて、廃水から固形物を取り除くためにも利用されます。

沈でん池は、水質改善と固形物の分離において重要な役割を果たす施設であり、清浄な水の供給や環境保護に不可欠な要素です。



貯水塔
貯水塔(ちょすいとう)は、水道施設の一部として設置される構造物であり、水を貯留・貯蔵して一定の水圧を保ち、通常の給水および非常時の給水を提供するためのものです。これは、都市部や集落、工業地域などで水の需要が高い時や災害時に安定した水供給を確保するために利用されます。以下で、貯水塔について詳しく説明します。

●目的と機能
・水貯留と供給; 主な目的は、水を一定量貯留し、必要な時に安定した水供給をすることです。
・水圧の維持; 高所に設置された貯水塔からの降下により、地域の水圧を維持します。
●構造と設計
・タンク構造; 典型的な貯水塔は、円筒状や角柱状のタンクが一般的で、鉄筋コンクリートや鋼製で造られることが多いです。
・高さ; 高所に設置され、地上の水道施設からの流れや水圧を利用して給水します。
・消毒設備; 水の安全性を保つため、適切な消毒設備が備えられることがあります。
●利点
・安定した給水; 貯水塔により、ピーク時や非常時にも安定した水供給が可能となり、住民や産業に安定性を提供します。
・緊急時への対応; 災害時においても、予め貯められた水が利用できるため、緊急時への対応が可能となります。
●利用分野
・都市部; 都市や都市近郊の住宅地や商業地、工業地域などで広く利用されています。
・地方自治体; 地方自治体や地域社会が所有・運営しており、地域の安全な水供給のために重要な役割を果たしています。

貯水塔は、安定した水供給と非常時の対応において重要な役割を果たす施設であり、地域の生活や安全に大きな影響を与える重要なインフラストラクチャーです。



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