水道専門用語収録リスト:面一

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面一(つらいち)
水道工事や建築工事の現場では接する2つの部材の表面を同一平面にそろえる調整を面一と呼びます。段差が残ると締結力が片寄りパッキンが浮くことがあります。また応力が集中し漏水やひび割れの原因になりやすくなります。そのため施工品質の確認点として扱われます。以下で「面一」の意義や重要性について説明します。

目的と機能
a.平面合わせ:部材同士が互いに接する面を同一平面に合わせることで当たりが均等になり締結後のガタつきが出にくくなります。配管の継手やフランジでは面の歪みが残るとシール材が効きにくいので組み付け前の確認が重要です。
b.均一な接触:面一を行うことで部材同士の均一な接触が保たれ荷重が分散します。このため局所的な変形が起きにくく締結部の強度が安定します。水圧が掛かる配管では微小な段差が漏水の起点になることがあるため注意します。
作業手順
a.面一作業では測定と微調整を重ね専用の工具や技術で削り出しや研磨を行って同一平面へ近づけます。表面の汚れやバリが残ると密着が妨げられるので清掃と確認を同時に進めます。
b.平面合わせが適切ならパイプや配管などの接合が安定し振動や温度変化による緩みが起きにくくなります。一方で削り過ぎは肉厚を減らすため規定寸法の範囲で整えることが要点です。
重要性
a.安定した接合:部材同士の面を同一平面にそろえることで締結力が均一に伝わり接合部分が安定します。このためパッキンの片当たりが減り滲み出るような水漏れを抑えやすくなります。
b.耐久性向上:面一を適切に保てると繰り返しの荷重で緩みや変形が進みにくくなり構造物全体の耐久性につながります。点検でにじみや錆汁が見えた時は面の不整合も疑い早めに状態を確認します。
利用分野
a.水道工事:配管や水槽などの接合部ではフランジ面や継手面の面一が漏水防止の前提になります。締め付けは対角で少しずつ行いガスケットの当たりを整えると片寄りを避けやすくなります。
b.建築工事:建物の基礎や構造体や壁の取り合いでも面一が重要で仕上げの段差はひび割れや雨仕舞の不具合につながります。水回り周辺では防水層の連続性を妨げないように下地を整えることが要点です。

「面一」は安定した構造物をつくるために欠かせない調整であり締結とシールの性能を引き出す基本作業です。目視だけで判断しにくい時は直尺やレベルで確認し違和感が残る場合は再調整します。

水道修理における「面一」とは
配管や継手や設備部品の接合では段差を残さず滑らかにそろえた状態が面一でありパッキンやシール材に均等な圧力が掛かることで漏水を抑えやすくなります。蛇口の交換ではシート面の傷や汚れを落としてからパッキンを当てると密着が安定します。ただし締め過ぎは部品を歪ませるためメーカー指定の締付け手順に沿います。フランジ接続ではガスケットが片当たりすると水圧で滲みやすいのでフランジ面の平滑さを確認し対角締めでトルクを均等にします。また水道管の補修や埋設工事のあとにコンクリートや舗装を周囲と面一に仕上げると段差による転倒や車両の振動を抑え二次的な損傷を避けやすくなります。水漏れが止まらない時や段差調整が難しい時は水道業者へ相談すると原因の切り分けが進みます。


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