水道専門用語収録リスト:和式便器

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和式便器
床面に埋め込まれた形で使う日本式の便器でありしゃがむ姿勢で用を足す構造が特徴です。便器内へ流水を流して排泄物を洗い流す方式が多く古い建物や公共施設で見かけます。水が流れにくい時や床が濡れる時は設備の状態確認が役立ちます。以下で説明します。

概要
・床に直接取り付けられた便器で洋式便器と異なり腰掛ける便座がありません。足を置く位置が決まっているため姿勢が安定しやすい一方で滑りやすい床では転倒に注意します。
・便器の中央に便槽がありそこへ排泄物が流れ込む仕組みです。水洗式では封水が臭いを抑えますが水が少ないと臭いが上がることがあるため流れ方の変化も見ておきます。
特徴
a.座り方;しゃがんで使用するため腰を深く落とす姿勢になります。膝や足首に負担が出ることがあるので手すりの有無や床の滑りを確認し無理のない利用が大切です。
b.排泄物の処理;排泄物は便槽へ流れ込み後に流水が洗い流します。紙量が多い時や異物が入った時は詰まりが起きやすく水位が上がる兆候が出たら追加で流さず止水して状況を見ます。
c.水の使用量;洋式便器に比べて水を多く使う傾向があります。水量が不足すると流れ残りが出やすく一方で流れが強すぎると跳ねやすいので水勢と洗浄弁の状態も関係します。
しゃがんで使用する日本独自のトイレ様式で公共施設や古い建物で見られます。水洗式と汲み取り式があり接触が少ない点が利点になる一方で詰まりや床面の漏れは発見が遅れやすいので便器周辺の濡れや臭いの変化を見て早めに対応します。近年は洋式便器への移行が進んでいますが省スペース性や設備条件により利用が続く場面もあります。
利点
・日本の伝統的な文化に根付いており慣れている人にとっては使いやすいとされています。便器に肌が触れにくい点を評価する声もあります。
・機械的な部品が少なく構造が単純なため不具合の切り分けがしやすい場合があります。ただし洗浄弁や給水管や床フランジなど周辺部材は劣化するため点検は必要です。
課題と改善
・腰をかがめる姿勢は高齢者や体力が低下した人に負担になることがあります。そのため仮設の補助便座や手すり設置などで使いやすさを補う工夫が行われます。
・身体的制約を持つ人に配慮し洋式に近い座り心地を提供する便器や改修部材も開発されています。床の段差や配管位置の条件で施工方法が変わるため改修を検討する時は排水芯と床下状況も確認します。

日本の生活様式や文化に根付いて広く利用されてきましたが近年は洋式化が進み選択肢が多様化しています。詰まりで水位が上がる時や床が濡れる時や異音が続く時は無理に流さず止水し状況が改善しない場合は水道業者へ相談すると原因確認が進みます。


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